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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。夕立がきたけど、中途半端で蒸すだけのような気が・・・。

週刊少年ジャンプ(34号):ONE PIECE
週刊ヤングマガジン(34号):ナニワともあれ
週刊少年サンデー(34号):金剛番長
週刊少年チャンピオン(34号):弱虫ペダル


ONE PIECE

言わずもがなの海賊マンガ。過去の経緯の詳細はリンクを。

現在は、シャボンディ諸島を訪れています。ココには、売り出し中の海賊が集まってたり、世界政府を作った人の末裔である超VIPな天竜人がいたりとイロイロな人が集まっている状況下でトラブル発生。そこでルフィ一行はゴールド・D・ロジャーの片腕だったシルバーズ・レイリーと出会います。



なにわ友あれ

平成初期の大阪を舞台に「環状族」とよばれる走り屋というか、暴走チームをネタにしたお話。「ナニワトモアレ」から改題し第2部ということで、仕切りなおし。

現在は、名前が売れてきた新チーム「スパーキー」の名前をさらに高めるために、外道退治を画策。無事外道を確保しましたが・・・。



金剛番長

国は国家建て直しのため次世代の指導者を選ぶため番長同士を戦わせる「23区計画」を立案。それをぶち壊すべく立ち上がったのが、筋が通らないことは大嫌いな金剛番長

現在は、23区計画の黒幕が父親で、兄貴がソレに加担していることがわかったり、徐々に周辺情報が明らかになりつつ新たな番長が5名も同時に登場。金剛番長はかつてのライバルたちと組んで5対5のチーム戦を行います。



弱虫ペダル

先日始まった自転車モノの新連載。オタクの主人公は秋葉原に通っていたため、凄い脚力。その力が自転車乗りたちに目をつけられて、自転車競技部に入ることに。

今は新入部員歓迎のレースに参加中。実力を買われている友だち?2名は早くも勝負を仕掛けますが、主人公はママチャリのまま。そこにロードレーサーが届き、レースに再挑戦します。





★★★総評

ワンピース

先日から、様々な新情報新展開が起きてドキドキワクワクがとまらないワンピースですが、その勢いは今回も止まらず。
邦衛、じゃなくて黄猿も登場して、謎解き的にも、バトル的にも盛り上がっております。

前回の巻頭さんでも書きましたが、とても面白いのは皆さんご存知なので、面白いから読んでみて!って感じでしょうか。

でも、そう思ったときに、この巻数って、なかなか進められるもんじゃないよね・・・。

なんかのコラムで読みましたが、ジャンプの作品の長期化が進んで、新規顧客の獲得ができていないのではないか、というのも納得。

その昔、こち亀が「100巻」になったときに、すげーなー、と思ったけど、ワンピースだってもう50巻だもんね。調べたら、ドカベン大甲子園の前まで)も48巻だったから、そうとう長いよね。

ということで、マン喫でもいいので、時間に余裕があるときにでも読んでみてくださいませ。



なにわ友あれ

許せないとは思うけど、ここまでする気持ちはわからない。
このセカイには自浄効果というか、役割分担みたいなのはあるのかな?



金剛番長

「エレベーターの電源」ネタは「おお!」と思ったものの、その後の悪乗りで、やりすぎ、と思いましたが、でもこれは金剛番長なので、コレでよいと思いました。

前に、欄外でうだうだ言ったので、言いたいこととしてはそれで満たされたのでw
偉大なる作品たちの後継者にして、時代を切り開く革新者となっていただきたいと思います。オススメ。


弱虫ペダル

周りで自転車熱が起きていたり、バイクに乗ってて走っている人を多く見かけたりするので、自転車に興味が出ているところにこの連載、ということで、面白く読んでいます。

先日よりmako2が「乗っている自転車の性能とスピード」についてよく語っているのですが、このオハナシではそのレベルはクリアされ、スタミナという「スポーツマンガ」としての側面が出てきました。
「秋葉通いで培った足」が、どれほどのモノなのか、今から試されるわけですが、たいていのスポーツモノは「天賦の才」と「努力」の両方が必要なので、これからがんばる、ってことでよいと思います。今後も期待。

てなことで、今週はこのへんで。