グイン最新刊 風雲への序章

風雲への序章―グイン・サーガ〈123〉 (ハヤカワ文庫JA)

風雲への序章―グイン・サーガ〈123〉 (ハヤカワ文庫JA)

あとがきで作者の栗本先生も言ってましたが、123巻で「序章」かよ、とw


外伝的なお遊びや、うだうだしていた家庭の事情もクリアし、いよいよお話は「栗本版三国志」に突入のようです。ずっと昔にどこかで(といいつつ、あとがきで、だと思うけど)「グインは三国志だ」というのを聞いていたように思いますが、ココへ来て、栗本氏の口から改めて「三国志だ」という説明がされました。

現在磐石なケイロニアですが、グインの改革で、より重厚になりそうな感じ。
一方イシュトヴァーンの率いるゴーラはまだまだ拡大中で、パロはボロボロ。鼎立はかなうのか?

そして、オリジナルの三国志はくっついたり分かれたりしながら重要エリアのポイントを取り合ったりもしますが、ケイロニアとパロは仲良しだし、ココが仲違いすることはあるのか?なんて思うけど、まぁ単にオリジナルの三国志をなぞるだけでもないと思うので、楽しみに待ちたいと思います。

三国志かぁ、と思って改めてタイトルを見たけど、本当にココまで長かったなぁと思いますわ。
既刊のタイトルの字が悪徒の最終回のあらすじ並みに小さいw