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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。ここ最近バイクに乗れていない。今日こそ乗ろうと思ったらまた雨だ。

週刊少年ジャンプ(47号):家庭教師ヒットマンREBORN!
週刊ヤングマガジン(47号):Deep Love REAL
週刊少年サンデー(47号):神のみぞ知るセカイ
週刊少年チャンピオン(47号):風が如く


家庭教師ヒットマンREBORN!

突然家庭教師を名乗る幼児にイタリアンマフィアの跡継ぎだといわれたダメ中学生(日本人)。その幼児は実は天才家庭教師で、死ぬ気でやる気を出させる「死ぬ気弾」を打って、主人公をサポート。スタイルは「超能力者居候型藤子不二雄的マンガ」から「友人たちとタッグチーム結成型車田正美的、ゆでたまご的チームバトルマンガ」へ。

現在は未来に飛ばされ、マフィアの勢力争いに巻き込まれています。未来でも徐々に仲間が増えて、現在は主人公が最強の敵相手に奮戦中。



Deep Love REAL

ホストモノ。そんな世界に住む主人公と仲間たちのオハナシ。

こないだまで、主人公チームに入った新入りをめぐる友情エピソードが描かれていましたが、今回は連載150回記念の巻頭カラーということもあり、主人公の誕生日パーティという派手なハナシをぶつけております。



神のみぞ知るセカイ

以前「聖結晶アルバトロス」というバトル系の作品を描いていた若木民喜氏(貯金のオハナシでも有名)の連載。

恋愛ゲームのセカイでは落とし神と呼ばれる主人公だが、リアルな女子は全然ダメ。でも、うっかり悪魔(主人公もうっかりだけど、その悪魔(女子)もうっかりさん)との契約を結んだために、リアルな女子を口説くはめに。なんだかんだいいつつ、既に5体?の悪い魂(作中では駆け魂と呼ばれています)もゲット。ドタバタはしているものの順調な様子。そこへドジっ子悪魔とは正反対ののシッカリものの同級生(でも役は相当上)が現れますが・・・。



風が如く

Dämons(ダイモンズ)、「ウダひま」などの米原秀幸氏の新連載。
時は戦国、主人公は若き日の盗賊:石川五右衛門
「宝」と聞くと、つい「腕」が反応してしまう五右衛門。さらに、すごい技も持っており、道すがら聞いた「お宝」を、城に潜入してゲットしますが、そのお宝はなんと・・・。



★★★総評



家庭教師ヒットマンREBORN!

この手のバトルモノは、ハッタリが効きすぎて「ナニが強いのか」がよくわからなくなりますが、今回の幻騎士戦は、相手が見るからに強そうで、前フリもキッチリあったので、おっちゃんにもわかりやすいですw
でも、いまだに全体の動きは「あいまい」把握。きちんと把握できてなくてすいませんw

一応復習しましたが、やはり「あいまい」だわw よくわからん。でもとりあえず兵器がたくさんということは整理できましたw
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E6%95%99%E5%B8%AB%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3REBORN!#.E6.9C.AA.E6.9D.A5.E7.B7.A8



Deep Love REAL

なんちゅうか、そもそもは「大人気ケータイ小説のアナザーストーリーの漫画化」ってあたりが売りだったこの作品。けっこうな長期連載で、良くも悪くもヤンマガの「浮浪雲」みたいな感じで読んでますが(前は、それがバレーボーイズだったんですが、もはやあの作品は「そんな悠長なこと言ってらんナイ」感じなので、ポジションチェンジ)、ここへきて、そもそもの「義之のルーツ」のオハナシにシフトしそうな感じ。

でも、こちらとしては、義之とその周辺の「ちょっとイイハナシ」でいいと思っているので、ことさら過去編は期待していないのですが、どうなることやら。とりあえず静観。



神のみぞ知るセカイ

先日も単行本が出るということで巻頭さんになり、今回はポスター付+クオカードプレゼント付、と大盤振る舞い。
そして、その肝心のポスター+クオカードは、主人公2名ではなく、個々の各エピソードキャラ。これは、それぞれの女子キャラへの人気が高くて「ゲーム化」「カード化」できそうと踏んだか?ハヤテ的、ねぎま的売り方ができそう調査結果が出たか?と邪推してしまいますが、どうなんでしょうか?

こういうのよくわからんけど、北斗の拳で言ったら、もうシンと戦ってるのに、スペードとかクラブとかハート様をポスターにしているようなもんだしなw(例えが悪いかw)。

ともあれ、先日も書きましたが「この漫画はテレがなくてよい」というところは、主張として変わりません。今回も「お約束」的な展開ではありますが、照れずにストレートに友情とか「神様からの感謝」とか描けてるし。やっぱ、同じ「萌え」的なものを扱うにしても、そもそもの立脚点が「ギャグモノ」と「バトルモノ」では、「ストレートな(くさいとも言う)描写」に対する姿勢が違うんだろうなぁ、と改めて思いました。
そういう意味では、男塾とか馬鹿馬鹿しくもまじめに描かれるバトルモノが大好きな私としては、この作品をよいと思うのですわ。
(整理できたようで整理できていない気もして、ちょっと自信がないけど、評価している、ということで)



風が如く

米原氏で、チャンバラだ!と思って喜んでいたら、忍術に超能力に、タイムスリップも?
なんと素敵なミクスチャー! とワクワクしております。
あとがきでは「史実も文化もお構い無し」とありますし、ファンタジーでバリバリ魅せていただければと思います。期待。


てなことで、この辺で。

しかし、空はすっきりせんなぁ・・・。