爆麗音-バクレオン(3)
- 作者: 佐木飛朗斗,山田秋太郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/11/19
- メディア: コミック
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佐木先生の、「音楽>ヤンキー」作品。3巻目の登場。
ロックだけでなく、クラシックも含めた「音楽」について語るこの作品。
1,2巻同時リリースの2巻目に「泥眼」が出てきたときは、「お、族も出るの?」と思いましたが、この3巻を読むに、やはり「音楽>ヤンキー」ということを確認できました。
過去、音楽を表現するマンガはいくつかあったと思いますが、この作品では(うまくいえないけど)熱量がすごい音楽を描きたいのかな、と思いました。
今回は、クラシックを演奏するホールとロックを演奏するライブハウスが並行して描かれます。これはハッタリも利くしw 深みも出るし、私は今まで見たことのない構成でした。
4巻というか、今後の展開も読めちゃう内容+予告編でしたが(先日入ったラーメン屋でちょうど続きを読んでしまった)、音楽好きにとっては、「音楽の聞こえないマンガ」ではあるのですが、「そういうシーンが生み出す音楽の楽しさ」は、少なからず知っているので、すごくワクワクします。
そういう意味では、時代劇を楽しむオヤジに近いのかもw
とはいえ、血筋の話も出たし、泥眼のボスも気になるし、読める部分もありつつ、読めない部分もあり、いろいろと楽しみです。
ぜひ、R-16のような決着はなしにしていただきたいですわ。
蛇足ですが、BECKはまだ読んでいない(私は買いそびれ、かつ気になり過ぎる作品は完結するまであえて読まない主義)。完結したし、マンガ喫茶で読んでみるか。
ちなみにNANAも読んでいない。オヤジだもんで。でも「天使なんかじゃない」は昔読んだ。オヤジだもんで。
そういや、おととい、テレビでハリウッド版ゴジラを見たのですが、そこで流れていた音楽が
こんな感じ
http://jp.youtube.com/watch?v=BwPcE4l2UIY&feature=related
で、ツェッペリンの曲をサンプリングしてラップしてたりするのですが、ココで描かれている音楽は、コレのもっと複雑+ジャンル豊富版な感じの曲になるのかな?
かなり妄想に近いですが「のだめ」とか「BECK」みたいにメジャーになって、曲を再現してくれないかなぁ
音楽好きの方にはオススメかも。