荒くれKNIGHT黒い残響 完結編(2)

改めてこれは「湘南グラフティ*1」であると思いました。


憧れと現実とのハザマにわれわれは生きているわけで、いまさら「勝ち組」とかなんとかいうのは野暮ったいのだけれども、でも「憧れ」にはあこがれるわけで、「そうじゃない立場の人にしかわからないメンタリティ」というのは確実にあるのです

1巻の段だと「伝説の大鳥とは?」みたいな感じで「いわゆる<外伝>」であったのですが、2巻になって「群像劇」となり、吉田のよっちゃん先生が描きたかったものが浮かび上がってきたように思いました。


ハナシは変わりますが、「ただの<黒い残響編>」は、どんな感じでリリースされるのだろうか? 気になる。

*1:http://ja.wikipedia.org/wiki/ 湘南グラフティ