鋼の錬金術師(21)

鋼の錬金術師 21 (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師 21 (ガンガンコミックス)

いよいよ、ですか。作者自身の口から「最終章(のようなもの)」という台詞が出ております。


ほぼすべての情報は共有され、そしてそれぞれのキャラクターも動き始めたり、復活したり。
味方勢は攻めに転じ、敵勢もそれに呼応。正面からのぶつかりあいがスタートして、改めて敵の力が顕在化されております。

「仲間を喰らって成長する」というのも「ある」よなぁ、と思っておりましたが(もともと「賢者の石」で融合された生物だし)、「生命力と能力の足し算」という、一番わかりやすい形で提示されましたな。(最終局面に向けた「バトル」の布石でもあるかな?)

そして、それに呼応する「おまけマンガの<999の女>」も秀逸w


少年漫画(若年層向けのマンガ)だからというわけではなく、作者が練って練って練った作品マンガだからだとは思いますが、本当にハガレンは「わかりやすくて面白い」ので、安心して読めますな。今後の展開の推測とか深読みとか、そんなことあんまり考える段階じゃないし、家でゆったり映画を見ているようなリラックスぶりで楽しんだほうがいいなあぁ、と思っております。てなことで、感想はこんなもんで。