黒猫館の殺人

黒猫館の殺人 (講談社文庫)

黒猫館の殺人 (講談社文庫)

空の境界」を読む前に、読まねばならぬ新本格*1ということで読んでみた綾辻氏の作品*2でしたが面白かったので他のも買ってみた。


新本格とは、こういうものなのか、と改めて思いました。
面白い。

例えが適切かわからないけど、「利益を上げるには売上増だけじゃなくて原価を抑える方法もある。あるいは「手数料を変える」とか」というか、「視点を変える(それも大胆に)」ということを学びましたよ(あ、消費税もその考え方か)。

確かに「ヒント」はあったし、「違和感*3」を「確信」にさせない展開もあった。

多分、この影響を受けたマンガとかなんとかを既に目にしているので、「斬新」とは思いませんでしたが、面白いなぁと思いました。

また見かけたらこの館シリーズを買ってみようと思います(連作みたいだし)。

*1:http://d.hatena.ne.jp/djrtaro/20080828/1219870256

*2:http://d.hatena.ne.jp/djrtaro/20080125/1201214429…あ、ちょうど1年前くらいか。1年て早いなぁ。

*3:私はパトカーの色と、殺された女子の身長でちょっと違和感を感じたけど、結局素通りしちゃった