場末の居酒屋をめぐる冒険

いや、めぐってはないんだけど


例の行きつけの居酒屋に、早い時間に行ったら混んでて入れませんでした。

カウンターだけの店だし、そんなに大きくないんで「そういうこともある」とは思うのですが、そんな早い時間に私が行くことが初めてだったので驚いたのですが、お店がいっぱいだったのですよ。

たまたま今日が混んでいたのか、いつも早い時間はこうなのか(店が渋めなので、五時半で退社するおっちゃんとかが好みそうな感じではあるのです)、ともかく混んでました。奥までズズズと混んでました。ママにごめんねー、と言われたけど、そういう感じで背景を考えると、コレまでの自分は、時差通勤的客というか、儲かった後のおまけのような客だったのかな、と思いもしたり。
でも、商品が微妙に値上げしたり、量が減ったりしていたので、それでもやっぱこのご時世、大変は大変なんだろうなとか思いつつ、このやるせない気持ちをどうしようかと考えました。


キモチ的には週末だしちょっと美味しいものを、と思っていたのですが、場所は場末ですので、そんなに選択肢もなく、回転寿司へ。



回転寿司に行くと、一番端の席を案内され、まぁそれはそれで、と思っていたら1つ空席を置いて小雪に似てなくもないメガネ女子が独りで生中を呑んでさらに乗った寿司ではなく、おつまみをつついておりました。まぁ明るいお店だし、女子独りでも来やすいよね、と思っていたら、ビールのあとは日本酒の燗をゾクゾク頼んであおっておりました。
「まぁ、そういう日もあるよね」ということなのか、単なる「日常」なのかうかがい知れませんでしたが、フシギーと思いつつ、寿司をバクバク食べて、豪華な食事終了。


そして、早い時間ということもアリ、スーパー?も開いていたので、デザートに、とこれまた良く行くタイヤキやさんへ。
女将さん?らしき人が顔を覚えてくれていたのか、数ある商品の中から「焼きたて」をくれました。
カリカリのホクホクで餡子も多めで美味しかったです。


そんなこんなで早めの帰宅。いい一日でした。



で、ひとつだけ気になるのは、タイヤキを食べながら帰ってきたのですが、食べてる途中にゼッタイあふれて、カバンかスーツかなんかどっかに落ちたはずの餡子が見つからないことです。
朝起きてカバンがアリだらけになっていないことを祈ります。
神と仏に。