最終回さん

ココ最近話題作がいくつか最終回を迎えましたので、ぼんやりコメントなど。


まずは、メジャーどころから、


魔人探偵脳噛ネウロ@ジャンプ

キレイに、すっきりと終了。

サイ?HALあたりから?「ネウロの弱体化」をうかがわせる描写はありましたが、シックスにいたるまで「強大化する敵と弱体化するネウロ」といういい感じの「どろろパラドックス*1」が生まれて、争いに緊張感が生まれてよかったですな。

また仲間内の信頼感の成長っぷりや、「え?死んじゃうの?」「え?敵だったの?」「え?」的なサプライズも多々あり、個々のキャラ配置が事前にキッチリ考えられたものであり「終わるべくして終わらせるまっとうなオハナシ」であったことも心地よい感じです。

個人的には警察の頑張りが良かったです。あんまり「警察がいい役になること」ってないし、あの「みんなでがんばるぞ」的な動きも良かったです。ああいうのに弱いので、ウルウル未満の感動w

逆に最後のシックスとネウロの対決は「クライマックスとして王道」であるので、ワクワクはしたもののサプライズは無し。
エンディングも、弥子の「交渉方法」も、「弥子なら、さもありなん」と腑に落ちる感じで良かったと思いました。(サプライズがないことは悪いことではないのです。安心感を与えるよいもの、と感じています)

お疲れ様でした〜



ギャンブルッ!@サンデー

地味に好きだったんだよね。いつ「あの博才」について説明されるのか?とかも含めて。

ただ、終盤にいんちきな人(ジャンをさらうとか)とかが出てきて、キモチ的にはトーンダウン。
なにも最後の方にコイツを持ってこなくても良かったのに、と思います。配置ミス的な印象。

そして、言わずもがなですが、こちらは「俺たちの戦いは始まったばかりだ」的な終了。
しかしながら、マサルにとっても、自分自身にとっても「ギャンブル」って人生に必要不可欠なものじゃないから、強そうなライバル達が姿を現したところで「ああそう」という感じで無視しても人生には影響なさそう(もう、鎌田の爺さんが保護者としているわけだし)というのが、率直な印象で、あまりワクワクしないまま終わったのでした。

お疲れさまでした〜



ストライプブルー@チャンピオン

ええ? 海行って終わり? と驚愕の終了。
確かに「節目」的にはいい感じだけどさ(なんとなく「僕の名前はエンポリオです@ジョジョ6部」を思い出した)、ココで?コレで?終わりですか?

しかし、甲子園に行ってどうなるのか、という前フリがなかったのも事実。
しかし、前フリ一杯の男女関係wは? 
結局アー坊のハナシじゃなくて、海と盤角のハナシだったってことか?
残念な終了です。

お疲れ様でした。



PUNISHER@チャンピオン

こちらは逆に「いつこうなってもおかしくないかな?」という感じの「だるさ」が続いておりました。
なんかキャラに思い入れができないまま、ありきたりなRPG的世界観を見せられている感じで、イマイチのれないままでした。
お疲れ様でした。




■番外編の1(まだ終わってないけど)

トラウマイスタ@サンデー

暴走という言葉がピッタリの展開。
「好きな人が爆死→覚醒→大暴れ」という「コレまでの展開とのギャップ」が凄まじいトラウマイスタ。絵も「キテる」感じです。これも決着方法が気になります。



■番外編の2(WEBで見てる作品)


惜しくも本誌連載から外れましたが、WEBで見れる作品について。


ゴールデンエイジ(元サンデー)@「無料のコインでマンガが読める」サンデーうぇぶり

戦略的でありつつぼんやりなキャラもいるサッカーマンガ。
こちらも地味に面白いと思っておりましたが、WEBに移動。楽しく読んでおります。
スポーツモノって「選手である主人公達のこの先」がとても気になるのでこういう感じで続いてうれしい。(バトルモノは「どうせ勝つんだろ」的な感じで見てしまうので、途中で終わっても比較的気にならないw)

で、なかなか熱く続いているので、ぜひ継続してほしいですわ。



ハイド&クローサー(元サンデー)@「無料のコインでマンガが読める」サンデーうぇぶり

状況的には上のゴールデンエイジと同様。しかし、WEBに移ったからか?ちょっとエログロ要素が増えたような。でも、本誌でトラウマイスタみたいな展開や、ケンイチは相変わらずだし、気のせいですか?w

こちらは特に興味がなかったのですが、アーチストと、トラウマイスタと、コレと、なんだか最初区別がつきにくかったものが移動したことで、なんとなく整理がついてよかったです、という感じでしょうか。


はい、そんな感じの「最終回」?コメントでした。
皆様お疲れ様でした。

*1:自分の体を取りもどすことで武器化した義肢を失うことになり戦闘力が落ちる→ハナシが進むにつれて弱くなる