天下無双 江田島平八伝 (8)

江田島塾長の青春記。いよいよ2次大戦も本格的に始まり、塾長はドイツに。


日本国内で馬鹿馬鹿しいことをしたり、軍人同士で争いをするのはマンガ的に安心して読めるコンテンツなんですが、一般人が絡んでくると、とたんに「荒唐無稽なオハナシ」から「戦争のオハナシ」に見えて来るんだよな。
宮下御大もそういう趣旨のことをカバーのところで言ってますが、そういう意味では「この作品の中でそういうネタをやる」というのは、「作品とのギャップ」もあり、効果的かな、と思います。


が、しかし
基本的には「荒唐無稽の極北」ともいえる、超ハイクオリティwなバカバナシ(褒め言葉)であるこの作品。
ヒトラーの影武者から、各国のスパイの大混戦、そしてロボ&ロボに、ランボーとw 面白ギミック満載です。


そんな中、戦争は終盤に向かいつつある感じですが、「戦争の終盤=日本の敗退」であり、そのなかで、平八はどう動くのか、が気になります。


掲載誌のサイクルが遅いんで単行本もリリースが遅いですが、のんびり待とうと思います。