最近の最終回マンガ その2

週刊少年サンデーで連載された後、WEBのクラブサンデーに移籍。そして先日完結しました中学サッカーマンガ、ゴールデンエイジ、*1です。


ハナシとしては「ハナから天才でスター選手:白河唯」と、「不良だけど実はサラブレッドで天才:近江舷也」と公立中学から「クラブユースチームにも負けない最強チーム」を目指す、というもの。

ハナシとしては王道で、別にサッカーに詳しくもない(ワールドカップは見ることがあるくらい)のですが、安定した絵と、緩急のよさ(唯くんのあわあわしているところとかかわいい)、キャラの配置がベタながらも上手で、総合点でツボにはまり、WEBに移ってからも読んでおりました。



そんな「最強」を目指す彼らなのですが、唯の兄が在籍する<名実ともに最強>なドルフィンズのユースと試合をしておりましたが…。

まぁ、最終回ということで、前回、ご想像の通り「ドルフィンズに勝った〜その最強中学校を決める大会で優勝」という流れに乗って<数年後>となりました。


で、その内容も「スポーツモノの数年後」のセオリーどおり、「みんな成長」。
そしてネタがサッカーだけに、主人公二人は…、という感じです。



上で述べているように、ハナシもベタだし、凄まじい特徴(爆裂消球とか)は無いんですが、総合力で安心して読める作品でした。「残念」という意味ではWEBに移った段階で「残念」なんですが、今回完結して残念です。
でも、MAJORのように「小さいころから各シーンを丁寧に描く」というのも、作り手として「成長具合を細かに見せる」ってのもタイヘンそうだし、見ている方も「その差に気づく」ってのがタイヘンそうだし、今回くらいの長さ(中学生から高校生へ)、ってのがイイのかな、と思いました。


ともあれ、お疲れ様でした。