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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。今日は革ジャン来て歩いてたら汗が出た。難儀な季節だw

週刊少年ジャンプ(50号):ねこわっぱ!
週刊ヤングマガジン(50号):好色哀歌 元バレーボーイズ
週刊少年サンデー(50号):マギ
週刊少年チャンピオン(50号):覚悟のススメ弱虫ペダル


★★★感想


ねこわっぱ!

以前読みきりで登場した作品が連載開始。説明が難しいんですがw猫を神と祀る神社に捨てられた人間の子供が、神の世界で育ったため尋常でない力を手に入れ、少女に成長した後、改めて「見習い神様」として、人間界に再登場しますが…。

どっかでアラレちゃん、と言われてましたが、正にそんな感じ。そして親である猫の神様達も愛すべき神様で、人間界で出会う小学生も愛すべき人たちで、悪者以外は、なかなか「いいヒトだらけ」で構成されていて、イイ感じになりそうな予感。
おっちゃんは妙にリアルな悪いハナシより、嘘でもいいからイイハナシの方が好きなんでwこの感じで進めていただければと思います。はい。


好色哀歌 元バレーボーイズ

前述の「ねこわっぱ!」とは真逆の変にリアルになっちゃってる元バカバナシ。決して成績がいいとはいえない高校に通うバカバカ3人組をめぐるギャグモノ。好色とタイトルにもある通り、エッチシーンも盛りだくさん。前シリーズである「工業哀歌」が「好色哀歌」に変わり、主要キャラにもさまざまな出来事が。シリアス路線も加わって進行中。現在は、というか、相変わらず様々な全部の不安要素が進行中。

赤木は両親再開のヒントを得るものの金だけとられそうだし、谷口も案の定彼女がアレな感じ。強いて言えば「既に一つの山場を終えた宮本」だけが、お休み中、というくらいか。うむむ。「ありそう」と感じてしまうという意味では古谷実氏作品群に近いんだけど「起きる確率が高そう」「続いている」という意味ではバレーボーイズの方が(良くも悪くも)身近なんだよな…。
困ったものである。毎度のことですがドキドキが止まりませんわ。



マギ

すもももももも 〜地上最強のヨメ〜」の大高忍氏のアラビアンナイト的ファンタジー連載。そろそろコミックスが出る(1,2、感同時発売)ということもあり巻頭さん?彼の持つ笛は精霊「ジン」を操ることができて…パパラパー!な感じです。仲間もできましたが、仲間とは別れ草原の民と同居中。侵略を目論む「帝国」と争い中、長老でもあるババが襲われますが、その襲われたババの意思の下、我慢する草原の民ですが…。


この作品、人気作家さんの少年誌に乗り込んできた作品だけあって、アレコレ「そうきたか」といういい意味でのサプライズが多いです。
おっちゃん、そこそこ歳くって、それなりにイロイロ見てさ、イロイロ「ああ、コレは、アレで言うところのアレだね」的な「それはもう見たことがある」ってことも少なくないのですが、なんか組み合わせが新鮮、て感じることが多いのがこの作品なんです。なので、とても好きですよ、コレ。


音楽でいうと最近は「ミドリ」がそうなんだけど、ソレはおいといてw


ちょいとマンキンというかグレート・スピリッツ@シャーマンキングというか、そういう風にも取れることも出てきて気になるココ最近のマギ、要チェックです。はい。



覚悟のススメ

既に完結した作品です。適当にググればいろいろわかります。最近のチャンピオンの40周年特集で登場です。コマの四隅に漢字を置くと,そのコマがかっこよくなる魔法を開発したマンガですw


やっぱ作者が再び筆を取りたいと思うのは散様なのな。

でも、アレが描きたかったのかぁ、と思うと、やっぱ天才の考えることはわからん、と思うのでした。



弱虫ペダル

先週に引き続き巻頭さん。概要はリンクとかその辺で。というか、5週連続みたい。なんで来週もそんな感じでw


言いたいことは先週の巻頭さんを、とは思うけど、今週の展開も「驚いた」と同時に「さもありなん」とも思った。
この「意外性」と「納得度」の「両方が高い」というのは、やはり優れた作品なのだと思います。
それでいて、鳴子の台詞も妙にコントめいていて、状況とのギャップがありありで、おもしろい。

うむむ、連載誌を購入している作品の単行本は基本的に買わないルール(例外はバカ姉弟のみ)なのですが、買おうかなぁ、と思っている数少ない作品の一つになりつつありますわ。コレ、マジおもしろい。




てなことで、家呑みしつつ、小腹が空いたので居酒屋か、丼系の店か、昨晩に続き肉を焼く店に行こうか、と思ってます。

では、また!!