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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。今年の一発目。今年も面白い作品に会えますように!


週刊少年ジャンプ(05・06号):BLEACH
週刊ヤングマガジン(05/06号):彼岸島 兄貴編
週刊少年サンデー(6号):絶対可憐チルドレン
週刊少年チャンピオン(6号):ケルベロス


★★★感想

ブリーチ

ホロウというモンスターを退治する「死神」の役割を任された主人公が、奇しくもその手の力をゲットした仲間とともに、その「死神界(正確には尸魂界)」の闘争に巻き込まれたり、第三勢力、第四勢力と三つ巴、四つ巴のバトルを繰り広げます。現在はみんなで藍染軍団とバトル中。

ブリーチはオサレマンガですから、当然初詣も意識しての扉絵。でもイロイロ違和感。
一護の服がオサレ過ぎる。綿菓子食ってるのも違和感。つか、この神社ガラ空き過ぎてw大丈夫か気になる。そして職員が怪しい二人組みだw

それはそうと、オハナシですが、そろそろ藍染軍団本体も稼動開始。しかし東仙は思ってたよりあっさり退陣。
しかし、ボスである藍染は、なかなか強そう。なんか、アレコレ団体戦やら超巨大化とか、あった割りに、なんか終盤でテンションが落ちているように感じました。でも、まぁ、ある意味「おお!」という展開がキタ後でもあるので、ココからがまた見せ所、なのかな? 静観。



彼岸島 兄貴編

旧日本軍の開発した「吸血鬼ウィルス」に汚染された島を舞台にしたホラーアクション兼、吸血鬼軍団との戦いを描いたバトルモノ。主人公は吸血鬼軍団に対するレジスタンス的な組織んの中心人物になり、真っ向勝負。
現在は、敵の本拠地のひとつ(五重塔)を攻略中。敵の首魁雅も姿を見せますが…。
の、映画上映記念の特別版。主人公の兄・篤の在りし日を描きます。

まあ、話は当然「兄貴の回顧録」で、ちょっと泣かせる風な感じの仕上がり。でも、どちらかというと「読みきりでわかる彼岸島案内」みたいなぶぶんもあり、まぁ映画のための作品ならこんなもんでしょ。
既にこの世界観を知っている人間にしてみたら、良くも悪くもあんまり感情が振れる作品ではないです。



絶対可憐チルドレン

超能力を公認した近未来で、お上のエージェントとして活躍する小学生中学生3人娘+お目付け役のオハナシ。超能力者が迫害される一面もあり、超能力テロ集団も存在します。そしてこの3人娘は「世界の命運を左右するほどの能力+可能性」を持っているのでした。現在はそんなみんなも中学生。謎の多人格エスパーや敵対する組織パンドラの同世代メンバーが「クラスメート」だったり「みんなで学校では超能力を使わない」というルールを強いたり、ちょっとおかしな中学生活中。

そりゃユーリの気持ちはわからんでもないw それにしても、豪華というか、ドラマチックというか、ご都合主義的な生徒構成ですな。でも楽しくていいよね。

そんで、個人的にはあんま「山谷」を感じない最近のこの作品。
でも、面白くないわけでもない。まぁ静観モードというところか。



ケルベロス

以前短期集中連載で「ジョギリ屋ジョーがやって来る」を描いていたフクイタクミ氏の新連載。学校の開かずの間をあけてしまいどうやらアヤカシ的なものを複数解放してしまった主人公男子+幼馴染女子。そこでアヤカシに襲われますが、そこで出会った「狗骸・雪房」を名乗るこれまた物の怪的なもの遭遇。己をまとい「墓守」にならないか?と呼びかけられますが…
憑依系異能力による化け物退治系オハナシと思われます。

まぁ、今のところ、オハナシはスタンダードな「異能力者による妖怪退治」モノって感じですね。
特徴的なところは今のところない感じ。強いて言えば幼馴染の女子の胸がでかい。
懸念点は「じゃのめ」とのかぶり*1。てなことで、コチラも静観です。

それにしてもチャンピオンの新連載の数は多いな。でも、最近面白いのとそれ以外の格差が凄かったからこれくらい入れ替えた方がいいのだと思います。



はい、新年一発目から冴えない感じの感想ですが、今年もヨロシクです。

*1:つか、じゃのめはエンディングに向かっているのか?そうとも考えられる展開だよな