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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。2010年ももう12分の1が終わりましたか。早いですな。今日は久々にバイクに乗らないと、と思っております。


週刊少年ジャンプ(08号):PSYREN サイレン
週刊ヤングマガジン(08号):プラネットウェイヴズ
週刊少年サンデー(9号):結界師
週刊少年チャンピオン(9号):バチバチ


★★★感想

PSYREN サイレン

異能力モノ+タイムスリップモノ。当初は正体不明のテレホンカードを使うことで「荒廃した異世界でのサバイバルゲーム」に巻き込まれるオハナシでしたが、その「異世界は実は未来」とか「ちょっと先の未来で仲間は死んじゃう!」とか「荒廃した世界を作り出した犯人が現代にいる!」とか、ボリューム多めの設定に。

実はりぼーん以上についていけてないのがコレ。今回コメントするのにWikiで調べちゃったw
なんか個人的印象では「盛り込みすぎ」で、かつ、凄く魅力的かというと、私は相性が悪いみたいで「そそられない」という感じ。未来で成長した子ども達と再会、とかはよかったんだけどな。
あと、時間がずれる/タイムスリップするのはいいんだけど、微妙にキャラの描き分けと言うか、そのあたりを私が見分けられない。不勉強ですが恐縮です。はい。



プラネットウェイヴズ

超能力×大分ネタのシリーズ連載の2回目。4回やるそうです。作者は絵を見れば言わずもがなの「デトロイト・メタル・シティ」の若杉公徳氏。

前回は、人の心を読めるテレパシーが使える高校生、テレキネシス*1サイコキネシス?)が使える中年オヤジ(ただし童貞?)

今回も童貞でもてないバスケ部員が「テレポーテーション」を使えるように。
しかしながら移動時は「服は置いてきちゃう」ようで、学校で使ってしまって、部活中に素っ裸になってしまい部活を首に。
でも、いろいろ実験して能力を使いこなせるようになってきて…

相変わらず「ダメな男」の「過分な能力」で「ダメな使い方」をするんだろうなぁ、という感じ。
前回の「ダメで悲しい使い方」がなかなか面白かったので、今回の序盤の展開だけでは「予想の範囲内」で、ワクワクはしても意外性は無し。この先に期待しましょう。



結界師

「結界術」を駆使して「妖」を退治するバトルモノ。主人公たちはその「技」を駆使して聖地を妖の手から守ったりしてます。現地で働く主人公達と、主人公の兄が所属する「中央で統括する組織」もあるようで、ソコの政争的な動きも主人公達に影響し、オハナシの世界観も広がっています。

現在は自分達が代々守ってきた聖地が実は「人間が封印されている」場所で、かつその人間=殿様をどこかに連れて行かないといけない状況に。それゆえ、主人公良守は、生まれ育った烏森を離れることに…。

裏会での政争が面白いなぁと思っておりましたが、いきなり烏森の核心をつくオハナシが展開され、急にワクワクしてきた今日この頃。サンデーそのものの表紙もソレッぽい絵になってますが、どこへ行くのやら、とても気になります。
そして殿様も斑尾も連れて行くわけですが、母と無想と5人?のバトルロードになるのかな?
とりあえず今回は「旅立ちの巻」なので、まだ「どうなるか」は想像がつかないんですが、良守が気にしている通り、当然「生半可なもの」であるはずではなく、それが心配でもあり楽しみでもあり。
とりあえず期待します。



バチバチ

いっぽん!」の佐藤タカヒロ氏の相撲モノ。横綱クラスの実力を持ちながら素行不良で角界を追われた火竜。その遺児、主人公の鯉太郎は、空流部屋から角界に殴りこむ。現在は無事デビューし、相撲教習所に通うことに…。

なかなかハード路線で進んでいるこのバチバチ(無意識で「いっぽん!」と比べる、というのもあるのかも)。
ヒールっぽく扱われている、ということ自体が、読者である我々的には「判官贔屓」を発生させ、オハナシを盛り上げる要素でいい感じですな。

そして「厳しい」とは知っているものの、所属する人数*2を今回オトナになって初めて正確なモノを見て、そりゃハードだなと思いましたよ。
競馬とかもそうだけど、スゴイ厚い壁なのだな。
つか、マンガもそうか。同人している人とかは多いけどプロになってメジャーになるには…、ってハナシですわな。

それはさておき、ココの「相撲教習所」で、王虎以外のライバルが誕生しそうな感じで楽しみ。
「相撲」って、毎場所「ライバルと戦う」ってこともありうるし(ボクシングマンガとかはそういう風にはならんかもしれないけど。トコロで、一歩は宮田君とまだシテないのかな?多分そうだよな)、イロイロ魅力的な人物を配して、盛り上げてほしいなぁと思います。楽しみです。


てなことで、今回はこの辺で。

*1:Amazon CAPTCHA好評発売中w

*2:序の口66人、序二段248人、三段目200人、幕下120人…十両になるまで踏み越えなくちゃいけない人数