古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談……

滑稽・人情・艶笑・怪談…… 古典落語100席 (PHP文庫)

滑稽・人情・艶笑・怪談…… 古典落語100席 (PHP文庫)

最近ウォーキング中に聞くポッドキャストの落語の量も増えてきたので「どれから聞こうか」という優先順位確認のために、メジャー作品の概要を押さええときたいと思って購入。しかし、、そういう行動も、こういう本もオモムキがないといえばナイんだけどさ…


何回か読んだ/聞いたものから、初見のもの(特に人情モノ・怪談は好んで聞かないしね)、混同していたものもあり、なんとなく整理できました。
別に落研でもなければ、発表会があるわけでもないので、ボンヤリ読んだ感じですが、面白いなぁと思います。


しかしながら同時に「現代だとわからない言葉遊びのオチ」ってのも多いなぁと。
これが時代の流れってヤツですな。

「コマネチ!」だって、今の若い子がネタ見たときの印象と、当事の印象とは違うだろうしね。



そして、同時に「オチがそんなにスゴイ面白いとも思わない」ものもチラホラ。

しかし、これも今の漫才やコントでも「途中のネタがマックス」で「オチ」は、とりあえず「酷くない程度に収拾付けばいい」ってなモノも多いですから、やっぱ「最終的に<全体で盛り上がればいい>」ってことなのでしょうな。
でも、それ言ったら、マンガも、小説も、プロレスもそういうところあるか。


そんなわけで、だからどうした、という感じなんですが、まぁ「読んだメモ」ということで。