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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。おう、もう4月も終盤か。サクラは立派な葉桜だし、時間はたつのは早いなぁ。

週刊少年ジャンプ(20号):銀魂
週刊ヤングマガジン(20号):好色哀歌 元バレーボーイズ
週刊少年サンデー(21号):境界のRINNE
週刊少年チャンピオン(21+22号):範馬刃牙


★★★感想

銀魂

幕末に来たのが外国人ではなく異星人だった、という感じの幕末パラレルギャグもの。最近もはや「幕末」とか関係なくチャンバラSF風ギャグ。ネタの卑近さと下品さを売りに人気確立。だいたい毎回読みきりギャグ形式か、ちょいシリアスめな感じのが交互に来る感じ。今回は映画化お祝いで巻頭さん。オハナシは、主人子達の住む「かぶき町」の覇権をめぐり、均衡を保っていた四天王が激突! 大家でもあり四天王でもあるお登勢が抗争に巻き込まれ銀さんたちは怒る&大暴れ。


シリアス系のときは、あきれるほどに「王道」な展開になるんですが、今回もそんな感じ。でもね、オッちゃんは「人生何回目か、何十回目かの王道」だけど、若年層は、ひょっとしたらココで初めて見る展開かもしんないからいいんじゃないかな、と最近思うようにしています。それにイイハナシはいい話だし。

最後にあの勢力図はどう変わるのかってあたりが気になりますが、まぁ静観。



好色哀歌 元バレーボーイズ

決して成績がいいとはいえない高校に通うバカバカ3人組をめぐるギャグモノ。好色とタイトルにもある通り、エッチシーンも盛りだくさん。前シリーズである「工業哀歌」が「好色哀歌」に変わり、主要キャラにもさまざまな出来事が。シリアス路線も加わって進行中。現在は、様々な不安要素が進行中の中、借金背負って失踪した赤木の両親も無事救出!!!

毎回同じ感想で恐縮だが、相変わらずの「禍福は糾える縄の如し」な作品。
今回のアレはねーんではねーの? 
そして、さらにダメな連想だと思うんだけど「昇天」ならまだしも(この言い方も良くないんだけど)と「生還したけど障害が残って」とかいうリアルでブルーな展開もありそうなのだよな。うむむ。ヒメアノール亡き後、ヤンマガで最も「不安なマンガ」であるこの作品なわけですが、本当に怖い。きちんとハッピーも起こしてね!



境界のRINNE

犬夜叉」などの高橋留美子氏の新連載。霊が見える女子高生と、貧乏な死神やらその女子にほれるエクソシストやらの同級生達+αの除霊コメディ。先日新女子キャラや恋愛の線も出てきたり、キャラも増えてきていい感じです。
今回は連載1周年ということで巻頭さん。オハナシは陸上部でトラブルがあった生徒の「生霊」のハナシ。


ぼんやり展開のこのオハナシの中でも「生霊」ネタは「人が死んでない」から、ボンヤリ楽しめますな。ただ、オハナシの面白さとしては、やっぱりんねの父ちゃんが出てくる「だまし合いバナシ」とか、死神あげはが出てくる「勘違い恋愛系」のインパクトが強くて、ちょっと物足りなかったです。早くどっちか出てこないかなぁ〜。


範馬刃牙

言わずもがなの格闘マンガ「グラップラー刃牙(バキ)」→「バキ」→「範馬刃牙」とタイトルを変えつつ連載継続。詳細はリンクで。
現在は「白亜紀から蘇った原始人<ピクル>」との喧嘩も終え、そろそろ親子喧嘩が(今度こそ?)始まる?と思ったら烈海王の「リングにかけろ!」がスタートw


今回3本掲載!ということで、
薫の「厳駄無だったって本当ですか?」、勇次郎の「日米首脳は両方不運で愚か」、烈の「カイザーが来た!」の3本でお送りします。来週もまた見てくださいね!ジャンケンポン!ウフフフフ・・って感じ。

でも、何というか、三本とも特にすげーってことも無かったな。当然書くのは大変だったと思うんだけどね。うむ。残念。



てなことで、今回はこの辺で。