あさりよしとお短篇集 毒入りカプセル篇

あさりよしとお短篇集 毒入りカプセル篇 (リュウコミックス)

あさりよしとお短篇集 毒入りカプセル篇 (リュウコミックス)

あちこちのサイトやブログさんで見かけたものの、本屋で見つからなかった短編集の「カプセル篇」発見につき購入。


先に後発の「錠剤篇」を閲読しましたが、タイトルにたがわぬ「毒」っぷり、ということで期待のカプセル篇だったわけですが…。


序盤のシリーズモノであるところのメッチェンファウストは、微妙に毒入り。
ちょっとずつズレてる感じというか、ぎりぎりな感じが心地よいです。
(錠剤篇の築地野うなぎちゃんほどじゃなく、ぎりぎりな感じw)


世界冥作劇場は、その名の通りの思いっきり「毒」。毒に満ちてた名作たちw あさり版の「太宰治お伽草紙」(ややこしいな)とも言えるか?と思ったけど、悪意が強すぎて、ちょっと違うかも、と思った。


あとはプロジェクトTは面白かったです。


たまにはこういう短編集も楽しいな、と思いました。
悪意のあるハナシが苦手でなければオススメ。