非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク〈8〉

既に出たのを買い集めてたこの作品も、最新作を買うサイクルになりました。


てなことで、読むと自分もかっこよくなった気になっちゃうIWGP
今回も今の世相を反映した4篇。

・働きづめのシングルマザーに起きる出来事。
・金持ちの息子だけどボランティアに精を出す若者
・ちょいと遊びが過ぎて元彼に脅迫される女子
・雇用に憧れおびえる派遣社員と派遣会社


どれも、一概にどうこういうのは難しいハナシだと思うんだけど(当然圧倒的悪者も出てくるけど)、それでも何か言わなきゃいけないという気持ちはある。でも歳をとってくると話題によっては「人の数だけ正論がある」ってのもわかってくるし、なかなか「断定」ってのは言い難い場合もある。

それに対して「自分の意見を言い切るマコト」をカッコイイと思い、そういうところに惹かれるのだ。多分。

若いとも、甘いとも言えるかもしれないけど「自分の意見を言い切る気持ち」というかね。うん。

かくありたいです。