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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。こないだからスピリッツを読み始めましたが、なんか、やっぱスピリッツ、合わんかった…。視野や懐が狭くなったのか、相性が悪いのか。今度はモーニングを読んでみようかな。

週刊少年ジャンプ（10号）：銀魂
週刊ヤングマガジン（10号）：監獄学園
週刊少年チャンピオン(11号)：囚人リク

銀魂
は

幕末に来たのが外国人ではなく異星人だった、という感じの幕末・江戸時代パラレルギャグもの。前シリーズは、見事に仲間内みんなにはめられた銀さんのギャグパート。今回も監獄でギャグ？と思いきや、ちょっとイイハナシ展開。

で
でも、普通のイイハナシなんで、あまり心にも刺さらず。そして展開は多分無罪放免展開？　
相変わらず文字が多くて読むのが大変な銀魂です。ある意味コナン並？　でも、意味の無い大ゴマかましまくりよりは良心的なのかな？　まぁ情報量＝金額ってわけじゃないけどさ。その点では真面目なヒトだな、と思います。って、全然作品の感想じゃないｗ
ちゅうことで、前回の銀さんだましネタ。話数も展開も、かなり大掛かりでしたな。逆にあそこまでの仕掛けをしてもらえるというのは、逆に愛されている証拠だなぁと思うんですよ。はい。
これでまとあったかな？ｗ

監獄学園
は
「アゴなしゲンとオレ物語」の平本アキラ氏の新連載。全寮制の高校に入学した主人公。女子が多いと聞いていたが実際は１：200という男女比。主人公を含む男子5名はこの高校でどう過ごす？

で
たまにアゴゲンでもちろちろ出ていたエロ描写が、エロコメの名の下に開放か？　と思いきや、きちんとキモキャラも配置しての「らしさ」のある構造ｗ　裏生徒会？というのも気になるし（猫ヶ谷のあのレベルならいいけどｗ）この先どうなるかは静観ですかね。

囚人リク
は
突如落ちてきた隕石により東京の一部が隔離されたスラム地帯に。剣呑なスラムでサバイバル生活をする少年リク。しかし、巨大組織が絡む陰謀の渦に巻き込まれ、特急刑務所に入れられることに…

で
絵もこなれてるし、近未来の描き方も堂に入っているというか「無理してない」感じでごくごく自然。さらにオハナシもちとジンワリさせる系で、この１話だけでも、けっこう面白かった。あとは銃撃戦？でコドモがしっかり拳銃を構えていて、そのあたりも「スラムで育つってそういうコトなのかな？」というリアリティもあり（本当はそんなコドモが銃になれた社会なんか嫌だけど）、この先の展開も期待。絵が馴染むって大事だな、と凄く思った。
（でもさ、コレってさ、絵が古いってことなのかな？　どうなんだろ？　でも好きだよ）

つうことで、奇しくも今回は３作品とも監獄系。こんなこともあるのね。
では、股。