最近の最終回 ナンバデッドエンド@週刊少年チャンピオン

ナンバMG5 1 (少年チャンピオン・コミックス)

ナンバMG5 1 (少年チャンピオン・コミックス)

ナンバデッドエンド 1 (少年チャンピオン・コミックス)

ナンバデッドエンド 1 (少年チャンピオン・コミックス)

千葉最強のヤンキーと優等生の二重生活を描いた高校生のオハナシ。
ナンバMG5からナンバデッドエンドと続いた今作、このたびめでたく完結!


バレないように展開される「二重生活」がメインのオハナシですが、シンプルでわかりやすくてハラハラする面白さがありました。
次々に強い相手が出てきたり、最強トーナメント形式のヤンキーモノではなく*1、こういう「主人公に弱みがある」のは、構造的に鉄板だよなぁ、と強く感じました。


そして、「デッドエンド」期の「転落展開」は「最後はハッピーエンドだよな」と思いつつも、これまたハラハラ。
まぁ、構造的にふれ幅が大きいほど感動が大きいと言うことはありますが、ヤンキーモノだけど微妙にやーさまとかそのあたりがリアルな感じでこれも演出の勝利かな?と思いました。


さらに、学園生活のクラスメート・部活メンバーなど、非ヤンキー系の配置もなかなかで、もう構成としては磐石だよなぁ、と思っておりました。


ちゅうことで、ほとんど欠点のない感じのこの作品でしたので、終わりは残念なんですが、その優れた構造ゆえに、だらだら続けるわけにもいかないし、ハッピーエンドでよかったのう、という感じで感想を終えたいと思います。


お疲れ様でした〜

*1:トーナメントと言えば、シュガーレスはすごい剛速球で来たねw